感情のコントロール(生活リズムについて)
アスペルガーは感情のコントロールができないという記事を読みました。
ヒロ自身もザッチから突然怒り出すと言われる事があります。
しかし、感情のコントロールができないという自覚はありませんでした。なぜなら、ザッチがヒロの地雷を『意図的に』踏んでいると感じたので怒っているつもりだったからです。
しかし、後で冷静に考えてみると、確かに怒るほどの事ではなかったと思うのです。
そこで、ヒロの感情がコントロールできなくなる原因を考察してみました。
原因は一つではないと思いますが、生活リズムが乱れると、感情がコントロールできなくなると感じます。
例えば、残業で夜寝る時間が遅くなり、寝不足が続くとそれだけでストレスが溜まります。
そんな時に怒りやすくなっていたように思います。
ヒロは独りで生活していた時は、夜10時頃には寝て朝6時には起きていました。これがベストな生活リズムなのですが、夜寝る時間が遅くなっても朝に目が覚めてしまいます。眠くて仕方ないのに目が覚めてしまう為、二度寝しますが、それでも眠気はとれません。
眠い時はなぜか音や光や匂いの感覚がいつもより過敏になるような気がします。
それは寝る時に、静かに穏やかに眠りたいという願望が無意識に出ているからなのかもしれませんが、本当のところはよくわかりません。
とにかく、普段から感覚過敏なのにそれが更に酷くなっている状態なので、ストレスも倍増します。そして、ストレスがピークに達する夕方から夜にかけて、ほんの少しでもヒロの気に障る事があると爆発してしまうのではないかと思っています。
この事から見ても、生活リズムを崩さずしっかり夜寝る事はとても大事な事だと思います。
しかし、ヒロは過集中に陥ると眠気が無くなり熱中してしまうという特性もあります。特に興味のある内容だとその集中力は極端に高くなります。そしてザッチとの会話はヒロにとって非常に面白く興味のある事なのです。だからついつい長話をしてしまい、寝る時間が遅くなってしまいます。
これは、気付かなかったヒロの責任だと思います。
それを分かったうえで、ザッチには夜10時頃になったら指摘して欲しいと思います。
≪ヒロさんへのお返事≫
・夜10時頃になったら、お知らせするようにします。
・夜10時以降に見たいテレビ番組がある等、もしあらかじめ分かっている用事があれば、事前に了解を取ります。
以上。
私は基本的に夜型人間で、睡眠はまとめて休日にどっさり取ることができれば、仕事をしている日中も眠くならないような人でした。
OCDが酷くなって確認行為に時間を取られるようになってからは、2晩完全徹夜でも乗り切れる程、脳が緊張状態を維持していました。
ヒロさんは朝方人間だということは出会った当初から知っていました。お正月でもない普通の時期に、朝6時に日の出の画像付きメッセージが届いたからです。
生活リズムが崩れると支障が出ると話では聞いていましたが、実際ヒロさんが上で書いているように、感覚過敏が酷くなったり機嫌が悪くなっている事には、最近まで気付けませんでした。
私は、ヒロさんが熱中して話している内容を疎かにはしたくありません。相手の意見を聞いて、自分の感想を述べる。共通の話題に対する意識の交換。私は、私が大切にしている相手に程、自分のことを話すようになります。
しかし、ヒロさんはしばしば、相手の意見を求めていない会話をする時があります。
私がヒロさんの話について自分の感想や意見を述べて共感を示している際に、ヒロさんが「そこは、『うん』だけでいい、黙って肯定だけしとけばいい」と言う時があります。ヒロさん的には私が ” 自分のことばっかり話す、かまってちゃん ” として映っている時があるようです。
最大限ヒロさんに共感を示しているつもりの時に、そのような事を言われてしまうと、私としてはとても悲しい気持ちになります。
しかしヒロさんにとっては、私の返事が「うん」だけで終わるであろうという予測している場面で、予想とは異なる私の長話が返ってくると、かなりのストレスなのでしょう。予想と異なる行動でプチパニックになってしまうと、その内容も頭に入らないみたいです。
私が真摯に返事をすればする程、ヒロさんのイライラが溜まってしまうという悲しいサイクルを未だに繰り返してしまうことがあります。特に、時間的に制限のある夜中や朝出かける前の会話で起こりやすいため、これからは、” ヒロさんの話の熱量 ” に対してではなく、” その時の時間的な状況 ” に応じて私の話し方を変化させていけたらと思います。
私は、ヒロさんの生活リズムに合わせるようになってから、随分と体調が良くなりました。きっとヒロさんのストレスにならない生活というものは、私の健康にも良い気がしているので、合わせられる範囲で積極的に合わせていきたいと思います。
続きもあります!