年賀状
突然ですが。
皆さんは年賀状は”出す派”ですか?それとも”出さない派”ですか?
私は、年賀状は”出す派”なのですが、OCDが原因で情報漏洩を過剰に気にするあまり、数年間出せない時期がありました。
今年の年賀状はなんとか無事に出すことができましたが、パソコンの年賀状ソフトは使わずに乗り切りました。ポストに投函するまでも、多くの強迫観念と闘わなければならず大変でした。
まず手を洗って精神を整える
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干支の絵を可愛く描くために超集中(不細工になってないかな…と何度も微調整)
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新年の挨拶を綺麗に書くため超集中(筆で一発で仕上げたいので呼吸も止める)
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宛名を間違えずに書いているか確認(”様”を抜かしてないかとか後から気になる)
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ハガキとハガキの間に何か大事なものが挟まっていないか確認(ハガキの間に誤って挟まるような大事なものって何?と聞かれても私も答えられないけど、気になって仕方ない)
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確認後、異物混入を防ぐために袋で包む(確認作業を繰り返さないために)
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ポストに投函するまで、名前の部分が他の人に見えないように包みを隠して移動(スマホのカメラや車のドライブレコーダーも怖い)
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ポストに投函する際も、何か紛れているのでは、という強烈な強迫観念を振り払いつつ、えいっと投函
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ちゃんとハガキが奥に落ちたか、ポストの投函口をパタパタさせて確認(途中で詰まっていたら後から来た人に盗まれる気がする)
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ポストの下に何も落ちてないか確認(ハガキに気をとられて何か大事なものを落としていないかが気になる)
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周囲の人の目を確認(不審者ですみません)
これでもだいぶマシになったんです(泣)。
投函後は心地よい達成感もあり、良いリハビリになったと思います。
来年も頑張ろうー。
自分でも言っているように、ザッチはこれでもだいぶ良くなってきています。
年賀状を出せない事の理由としては書かれていませんでしたが、そもそもザッチは外出するという行為自体がとても大変でした。
着替えるのにいくつもの手順があり(この手順についてはヒロは未だに理解できず)時間がかかり、着替え終わると服やカバンに何も付いていないか何度も確認し、外へ出て鍵をかけた後に何度も確認する、といった感じでお出かけ準備に何時間もかかっていました。
今でも少し大変そうですが、それでも数十分もあれば準備できます。毎日のようにお出かけだってできます。これはザッチがOCDを治す為に独自の方法でリハビリを頑張った結果だと思います。
きっとザッチの独自のリハビリ方法は誰かの役に立つと思いますので、いつか記事にしてもらいたいと思います。
来年以降も末永く、年賀状出せるといいね。
追伸
ヒロは年賀状”出さない派”です(笑)