人の説明が理解できない話 その1
ヒロはザッチの話を理解できない事がたまにあります。
今までそれは、耳からの情報処理が苦手な事が原因だと思っていました。しかし、そうでは無い出来事が起こりました。
今は別の記事になっている「年賀状」と「綺麗な文字とは」の2つの記事は、ザッチが書き始めた時は1つの記事でした。
しかし、それを読んだヒロは何度読んでもザッチが何を言いたいのか理解できなかったのです。それが不思議だったのと同時に、新鮮で面白いと思いました。
タイトルは「綺麗な文字とは」でした。しかし、書き出しは「年賀状」の話でした。そして暫く読んでいったところで、(ヒロにとっては)何の脈絡も無く、いきなり「綺麗な文字とは」の話になったように感じました。
つまり、「年賀状」の話が宙に浮いた状態のまま記事が終わってしまったのです。ヒロの感想は ” 年賀状はどうなった???” となってしまい、「綺麗な文字とは」の話は読んでいるのにも関わらず内容が入ってこなかったのです。
後で聞いたところ、「年賀状」の話は、綺麗な文字を書きたい!という点で繋げるならば、一緒の記事にまとめられると考えたようです。
さて、問題はそこではありません。
なぜヒロが2つの記事を1つの文章にした時に、内容を理解できなかったのかという事です。今までは耳で聞いた情報処理が苦手と思っていましたが、読んだ情報が処理できないとなれば大問題です。逆に、このメカニズムを解明して、口頭で言う場合でも同じように言ってもらえれば、耳からの情報処理が苦手な面を克服できるかもしれません。
完璧とはいかなくても、少しでも見えた解決方法は納得いくまで考えたいのです。
まずは、ヒロの特徴を列挙して該当するか否かを考えてみたいと思います。
●耳からの音声情報問題
文字ベースの文章を読んだ時の事なので該当しません。
●過集中
「年賀状」の文章に集中するあまり、他の情報が入って来なかった可能性がある為、該当するかもしれません。しかし、何度も読んでいる間に冷静になれていたと記憶している為、今回は該当外とします。
●こだわりが強い
「年賀状」の話の結論にこだわってしまった事が原因である為、該当しています。
●状況判断ができない
少なくとも「年賀状」の話と「綺麗な文字とは」の話が関連あるものとして理解できていなかった為、該当すると思います。
●環境に適応できない
これは生活環境の問題であり、記事を読んでいた時は自宅で落ち着いていた為、該当しません。
●二極思考
関連があるのかもしれませんが、ここでは ” こだわりが強い ” 件に含まれると思うので、該当しないにしておきます。
●マルチタスクが苦手
読む事以外に行動をしていなかった為、その時のヒロのタスクは1つであり、該当しません。
●感覚過敏・鈍麻
五感に関わる事では問題なく落ち着いて読める環境だった為、該当しません。
これはヒロの見解ですが、まとめると ” こだわりが強い ” 事と ” 状況判断ができない ” 事が該当すると思われます。このような状況に陥ってしまう事はヒロには回避不可能な気がしますので、対処法を考えます。
まず、何を言いたいのか話し手(又は書き手)の意図が理解できない場合は、自分がこだわっていると思う事を書き出して、文字にします。いつでも見る事ができるようにしておけば、そのこだわりをいったん忘れる事ができるのではないかと思います。
そのうえで、意味の分からなかった箇所から聞く(又は読む)事に専念すれば、理解できるような気がします。
※まだこの方法は未検証であり、全く保障しません(笑)
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