心に土足でおじゃましまっす!

アスペルガーの二次障害対策と強迫性障害(OCD)の改善を模索する日々を綴った、双方向ブログです。 似たような問題を抱える方々の参考になるような情報提供を目指します!

静と動を一緒にしたい

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ヒロのASDの症状とザッチのOCDの症状の相性が悪いなと感じたエピソードです。

ザッチはOCDの症状で、家事全般に独自ルールがあります。

 

○○○を触った手で×××を触らない、もし触るなら手を洗って、

〇〇〇の上に×××を置いてはいけない、など

ルールはとても細かく多岐に渡ります。

 

ザッチはそのルールに法則性があり、法則さえ理解すれば分かると言うのですが、ヒロにはその法則を理解する事はできません。

その為、一つ一つのルールをそのまま覚えようとするのですが、あまりにも多すぎて覚えきれず、結局その家事ができない状況です。


具体的にヒロができず完全にザッチに任せている家事は『洗濯』『料理』の二つです。

『掃除』に関しては一部ですが、ヒロのやり方でできる部分があります。

※ これはザッチの症状が良くなってきた事が理由だと思っています

 

このように、ザッチしかできない家事があり、その時ヒロはじっと座っているしかありません。座っている時は、本を読んだりブログなどの書き物をして過ごしているのですが、音が気になり集中できず、ストレスが溜まってしまいます。

 

そこで(やっと本題ですが)二人の『静』と『動』を一緒にできたら、お互いストレス無く過ごせるのではないかと思いました。

ヒロとしては、本当はザッチのOCDが良くなってくれたら、一緒に家事をしたいと思っています。しかし、独自ルールがあるうちはヒロにできる事を任せてくれたら、ヒロもストレスがかからず、ザッチも家事が早く終わるのではないかと思うのです。

 

このように『動』を同じタイミングで行えば、『静』を一緒に過ごせる時間が増えて、ヒロとしては大満足だと思うのです。

 

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私はこのヒロさんの案 ” 静と動を一緒にしたい ” を聞いた時、少し複雑な感情になりました。「ありがとう、ごめん、ほんまに?、そうやったんか、そうやんな…」が入り混じった感覚です(分かりづらい表現ですみません)。

 

家事を率先してやってくれようとするヒロさん、ありがとう。

私の家事の音がうるさかったんやね、配慮できんくて、ごめん。

私が動くときにヒロさんが動くの?ほんまに?狭くない?

ずっと私の行動に我慢してくれてたんや…。

それはストレスたまるやんな…。

という感じです。

 

私が家事をやっている間、ヒロさんにはゆっくり本を読んでもらえるように、『静』と『動』を分けるのが、” イイコト ” だと勝手に判断していました。広くはない部屋のスペースを有効に使う為にも都合が良いと思っていました。

普段働いているヒロさんを労って、せっかくの休みを趣味や好きなことに費やして欲しいと思っていました。でもそれはヒロさんにとって、要らぬ気遣いで、むしろストレスになることでした。

 

OCDの私にとっては、『動』を同じタイミングでするのは、結構辛い事です。でもそれがヒロさんのストレス軽減につながるのなら、良いリハビリになると思います。

私のOCDの症状が良くなれば、きっと楽しい生活ができると思います。

 

頼れるところは頼る。OCDの人にはなかなか難しいことかもしれませんが、少しずつ改善していけたらと思います。

 

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うん。頑張って少しずつ良くなっていこうね。その方がきっと楽しいから!

 

それはそれとして、今はしんどいと思うので同じ事をしなくても良いのです。

ザッチが洗濯や料理をしている間、風呂掃除やトイレ掃除など別の場所で動くだけでいいのです。

そう言うと、「勝手にやれば良いのに」と思われるかもしれませんが、ヒロはそれらの家事をして良いのか悪いのか、具体的に指示が無いと分からないのです。

 

ザッチがOCDでなければ勝手にやるのですけれどね。

 

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