ケチなザッチの習性
自分で言うのもなんですが、私はケチだと思います。
元々ケチな性格の上、OCDの症状も相まって、最近は私の習性に拍車がかかっている気がします。その習性のひとつが、今回のタイトルにも書いた『裁縫』です。
私の過去の裁縫例をご紹介します。
・OCDになる前
破れたパンツや破れた靴下は、とりあえず縫って使い続けていました。履き方が悪いのか、何故かすぐ破れてしまうのです。
・OCDになってから
OCDの症状的に着やすい衣服が限定された事と、不潔恐怖による過剰な洗濯によって、裏地がほつれることが多くなりました。新しく買う事も捨てる事も辛いので、頑張って縫いました。
・ヒロさんと出会ってから
ヒロさんの衣服の、取れてしまったボタンや、破れたポケット、ズボンの擦り切れた部分などを、丁寧に縫いました。私には雀の涙ほどしか無い女子力をアピールしまくりました。
(ヒロさんにプレゼントしたマフラーとかトートバッグも、自作して節約しました…好意を表現しました)
・ヒロさんと親しくなってから
ヒロさんの支えもあり、十分使い古して役目を終えた物は、頑張って捨てようという気持ちになりました。ゴム部分が伸びきったブラや、黄ばんだワイシャツなどです。
それらを整理するなか、やはり捨てづらい物が出てきました。
チャチャーン!(効果音♬)
『ザッチは、リメイクに目覚めた!!!!』
縮んだセーターは、ベストにしました。
ヒロさんの古いワイシャツは、綺麗な生地の部分だけ残して袋状にし、洋服整理用の入れ物として活用しました。
余った端切れは、ポーチにしました。
しかし、私が手掛けたリメイクの中に、ヒロさんがドン引きした物があります。
その作り方を以下にご紹介します。
【タイトル】
『小物入れ~柔らかな愛の融合~』
【材料】
- 私のブラ(ホック部のゴムが伸びきって破れた)
- ヒロさんのトランクス(私と出会う前からタンスの中で眠っていたもの)←青のチェックが素敵!
【作り方】
- ブラの破れた部分を除き、半分コにする。
- ヒロさんのトランクスの綺麗な部分を回収。
- それらを縫い合わせる。
【できあがり】
はい、こんな感じです。
とても使い勝手が良いので、枕元に置いています。
各種ケーブルやハンドクリームを収納しています。
タブレット用のペンを入れる部分も使い勝手抜群です。
レース部分もハイセンスです。
↓ 使用例 ↓
こんなの、探してもなかなか見つかりませんよ(そりゃそうや)。
私はミシンを持っていないので、今のところ全部手縫いで頑張っています。
いつかOCDの症状が改善して、片付けがきちんとできるようになったら、ご褒美にミシンを手に入れる予定です。楽しみ…!
ヒロさんは今まで、私に色々な物を与えてくれました。(その優しさのおかげで私のOCDがかなりマシになりました)
そして今でも一緒に街に出るたびに、ヒロさんから「この服、可愛い」と言って、私に服を買ってくれようとします。
私はまだまだ片付けが思うようにできないので、残念ながらそれをいつも断ってしまうのですが、この状態は理想的ではないなと感じています。
本当は、自分の持ち物については風通しを良くして、決して溜め込んだりせず、十分に使って、きちんと手放す、という流れが大切なのかなと思います。INとOUTを意識しながら買い物をして、物を見る目を養ったり、自分の愛着について考えたりすると、自然と余分なものは買わなくなる気がします。
ヒロさんに会うまでは、私は寂しさを紛らわすために買い物をして溜め込んでいたように思います。
今の私なら、それらを手放しても大丈夫な気がします…きっと。
まさかザッチがあの小物入れについて書くとは思っていなかったので、ドン引きアゲインしました。
絵を見れば分かると思いますが、ブラはそのまんまブラです。
部屋の隅っこにあっても部屋に入れば目に入ります。
そんな中、ザッチの友達が部屋に来た事もあります。
火災報知器の交換で大家さんが部屋に来た事もあります。
それらの人が小物入れを見たかどうかは問題ではありません。
その小物入れの存在を隠さないザッチの心が分かりません。
恥ずかしいどころか、きっと誇らしげなのかもしれません。
そうでなければ、ブログに書く(描く)なんて・・・ね?
だって、お気に入りなんやもーん…