心に土足でおじゃましまっす!

アスペルガーの二次障害対策と強迫性障害(OCD)の改善を模索する日々を綴った、双方向ブログです。 似たような問題を抱える方々の参考になるような情報提供を目指します!

感情のコントロール(会話速度)

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ヒロは感情がコントロールできず、怒り出してしまう事があります。

その事について問題を明確化する為に原因を絞って何度か記事にして考察しています。

 

↓過去の『感情のコントロール』編はこちら↓

 

今回は会話速度について考えてみたいと思います。

 

ヒロの普段の会話速度はだいぶ遅い方だと思います。


これは人とコミュニケーションをとる事が苦手で、あまり人と会話をしてこなかった事による二次障害が関係していると思います。

 

そしてザッチの普段の会話速度はだいぶ速いと思います。

 

ザッチはヒロが耳からの情報処理が苦手である事を知っているので、意図的にゆっくり話をしてくれています。

しかし話が盛り上がってくると、徐々に速くなってしまいます。

そしてヒロもそれに合わせるように会話速度が速くなります。

しかし、ヒロは元々それほど速く話せない為、かなり無理をしています。無理をして早く話をすれば、当然血圧や心拍数が上がります。

それを怒りと勘違いして自己暗示にかかっているのではないかと考えました。

 

これについては実はアンガーマネージメントの本からヒントを得ました。

本には『怒りを感じると、血圧や心拍数が上がる』と書いてありましたが、逆の事もあるのではないかと思ったのです。

 

さて、これはひとつの仮説ですが、せっかく立てた仮説ですから対処して検証してみたいと思います。

 

対処方法としては、まずゆっくり話す事を心がけます。

ザッチが速く話していても、ヒロはそれに乗らずゆっくり話します。

 

更にザッチにも協力してもらって、できるだけゆっくり話してもらいます。

そう心がけていたとしても、徐々に速くなってしまう事もあるでしょう。

その時は決まってヒロは疲労感を感じます。(ヒロだけに)

 

疲労感を感じたら、いったん呼吸を整えてゆっくり話す事を心がけます。

 

また、少しでも怒り出しそうな感情が芽生えたら、いったん話をやめて考えてみます。
本当に怒る事だったか?会話速度は速くなっていなかったか?

 

まだ未検証ではありますが、この方法で試してみたいと思います。

 

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ヒロだけに疲労…ってこと?Σ(゚д゚lll)Oh, boy...

 

この『ゆっくり話す』という対処法は、私たちのコミュニケーション問題にとってかなり有効なのでは、と私も期待しています。

 

ヒロさんは私の会話速度はだいぶ速いと感じているようですが、世間一般と比較すると、ゆっくりな方だと思います。現に私は「おっとりで気長」と昔からよく周囲に言われてきました。

 

普段ヒロさんと話すときは、意図的にゆっくり会話するように心がけていますが、私がヒロさん以外の人と長話をした後は、どうしても早めのペースに戻ってしまいます。そして、そんな場合によくヒロさんとトラブルになっているように感じていました。


『ゆっくり話す』という対処法は、おそらく私にとっては、言いたい事をゆっくりしか言えない、なかなか話が前に進まないという、じれったい感覚を伴うので、忍耐力がある程度必要になってくる内容だと思います。

しかし、今まで悩んできたヒロさんとの会話のトラブルが、その忍耐によって円満解決するのであれば、些細なことだと思います。

 

ゆっくり話すとなると、限られた時間で多くの内容を共有するのが難しくなりますが、文章でのコミュニケーションやスキンシップなど、他のコミュニケーション方法で埋めていけば、十分な相互理解は得られると思います。


私としては会話内容が減るのは少し寂しいですが、ヒロさんのストレスが減っていくのであれば、これ以上のことははないなと思いました。

 

↓文章媒体でやり取りするのが有効だった話↓ 

 

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