心に土足でおじゃましまっす!

アスペルガーの二次障害対策と強迫性障害(OCD)の改善を模索する日々を綴った、双方向ブログです。 似たような問題を抱える方々の参考になるような情報提供を目指します!

他人に優しくすれば幸せになれる

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今日はエイプリルフールなので、盛大に『嘘』をつきたいと思います。

 

他人に優しくしていれば、必ず報われて、必ず幸せになれます。

 

ヒロは何度この言葉に騙され、裏切られてきた事か・・・

困っている人がいれば何とかしてあげようと頑張り、その結果、利用されお金を取られたりしました。

他人の事はあまり信じていないし、ザッチですら疑う事があります。

 

一番怖いのは全てを信じてしまう事です。

疑っている時は、裏切られても平気です。

『元々疑ってたし、そうだと思った』と自分に言い聞かせて良い経験をしたとすら思えます。

完全に信じていた人に裏切られると、何故疑えなかったのか、何故信じてしまったのか、物凄く考えます。

つまり、信じた人に裏切られるという事は、自分の感覚を信じられなくなるのです。

自分を信じられなくなるよりは、他人を信じられない方が楽なのです。

 

最近ザッチを信じ始めています。

そして、深く信じれば信じるほど、怖くなります。

その恐怖がピークに達すると、全部やり直して疑おうとします。

疑う事ができると、安心するのです。

最近その繰り返しのような気がします。

 

そんなヒロですが、やっぱり年に一度くらい、信じても良いかなと思います。

だから、もう一度だけ、『嘘』を言います。

 

他人に優しくしていれば、必ず報われて、必ず幸せになれます。

 

世界中の全員がこの嘘を信じたら、きっと嘘じゃなくなるような気が、ほんの少しだけするから。

 

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ヒロさんは、人助けをしたり、親切にしたりする労力を惜しまない人です。

 

私も普段、ヒロさんの優しさにはかなりお世話になっています。

 

過去にヒロさんを利用する人が居たと聞いた時には、なんと残念な世の中なんだ、世知辛いなと思いました。

しかし、継続的に親切を提供すればする程、受け取る側がそれに慣れてしまい、なかなか労力に対する効果(感謝)が得られない場合があります。

もちろんヒロさんは見返りを求めて親切をしている訳では無いと思いますが、恩を仇で返されてしまうような事態になるのも、人の性(さが)を考えると、ある程度は仕方のない事なのかもしれません。

 

私も昔、人間関係で色々なトラブルに巻き込まれた事がありました。しかし、私が認識できる範囲では、騙された事はそんなに無かったと思います。

私もあまり人を信用しないタイプなのですが、かと言って疑り深い訳でもありません。ただ他人と適切な距離を保って、事実だけを受け入れている…という感覚です(実際はそうできていない時も多いのですが…)。時々、人間味がない奴や、とも言われます。

 

他人に優しくしていれば、必ず報われて、必ず幸せになれる…

 

「必ず」という単語が含まれているので、やはり嘘っぽく聞こえますが、そういう細かいことを抜きにすれば、私はこの内容は信じたいなと思います。

 

他人に寄り添って、その人が何を求めているのかを知り、優しく接することができれば、その行動や想いは報われると思います。

仮に優しくした相手からリターンが何も無かったとしても、本当に寄り添えたなら、巡り巡って良いことがあると私は信じています。

もし良いことが何も無かった場合は、その親切はお節介だったり、自己満足だったのかな、と考えたりもします。

考え方によっては、他人に優しくできること自体が、幸せな事だとも言えるかもしれません。

 

いずれにせよ、私はヒロさんのような人たちから発せられた優しさが、きちんと本人の心に還ってくる世の中になることを願っています。

 

「人を信用したら裏切られるから、信用しないように…」とも言いたくないので。

 

あ、そうそうエイプリルフールですよね…

えーっと

 

私は宇宙を股にかけるアイドルです。

地球以外ではそこそこ人気があります。

地球人のセンスの無さに呆れたので、みんなミミズにしてやろうと思います!

ハハハハハ ٩( ᐛ )و ハハハハハ

 

 

…すみません、調子乗りました。

 

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ヒロザッチ雑談3 〜生まれ変わったら何になりたい?〜

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ザ「ヒロさんは生まれ変わったら、何になりたい?」

ヒ「大きな木になりたい。」

ザ「ほぅ…木かぁ。良いねぇ。具体的に何の木が良いってあるん?」

ヒ「『この〜木何の木、気になる木〜♪』の、モンキーポッドって木がいいな。」

ザ「あぁ、あのCMのやつなー!あれはデカいなぁ!見たこともない花を咲かせたいん?笑」

ヒ「花咲かせられるか分からないけど、光合成してみたい!」

ザ「なるほどね!大きな木だと、たくさん光合成できるもんね!なんで光合成したいん?でんぷん作りたい?」

ヒ「なんかね、森林浴って気持ちいいでしょ?光合成はそれよりもっと気持ちいいと思うの。」

ザ「おぉぉ、その考えは無かったなぁ…エネルギーチャージ的な?」

ヒ「そんなに深く考えてないよー。それよりザッチは何になりたいの?」

ザ「えっとねぇ、まずミミズになりたいんよね。その後はカラスが良いかなー」

ヒ「一個にしなさい(笑)なんでミミズなの?木に栄養送ってくれるの?」

ザ「そうそう、肥えた土を作りたいんよね。分解者になりたいのです。」

ヒ「分解者ってなに?」

ザ「えっとね、分解者ってのはね、ざっくり言うと、動物や植物の死骸が土に還るのを助ける生き物のことだよ!」

ヒ「へぇ〜。それで土が肥えるんだね。じゃ、カラスはなんで?」

ザ「カラスはね、人間を空から見下ろして観察できるし、とても頭が良いからね!」

ヒ「ミミズと矛盾してるし…ミミズは人間から見下ろされてるよ?」

ザ「だから良いんやん!見下ろす側と見下ろされる側を経験してからの、最終的に人間に戻ってくるという…」

ヒ「木だったら見下ろされる側と見下ろす側を一代で経験できるのに…」

ザ「∑(゚Д゚)ホンマや!でも私やっぱ、動かれへんのは辛いなぁ、飽き性やから…」

ヒ「木はね、全ての争いを凌駕するんだよ。動く事が全てじゃ無いんだよ。」

ザ「ホンマやなぁ。じゃぁ来世は、まずミミズとして良い土を提供するから、その後カラスの私が来たら、ちゃんと巣を作らせてな!」

ヒ「巣を作れるかどうかはその動物次第だね。木はただそこに在り続けるだけなのです!」

ザ「(´Д` )!!ちょっとぐらい贔屓してくれたって良いやん!もう切って家具にしちゃうよ?」

ヒ「贔屓が争いを生むんだよ。ヒロは切られても何されても抵抗しない木という存在になりたいの。」

ザ「すごいなぁ、物理的にも精神的にも、おっきぃ木なんだね!」

ヒ「なりたいだけで、まだなってないけどね。」

ザ「なるでしょう〜♪」

 

  

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理解と具体化と抽象化

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ヒロは物事を理解する時、具体化や抽象化をしながら理解していくように感じています。


特に、人から説明を受ける時は、具体的な内容を聞いてからヒロ自身が抽象化していく過程で理解しています。

 ※ 他の人はどうか分かりません。

 

例えば、下記のような具体的な説明があったとします。

 

「横断歩道は青信号の時に、手をあげて渡りましょう」

 

このような説明を受けた時、色々と理由を聞きます。

 

例えば、下記のような理由を受けたとします。

「歩道が青信号の時は、車は赤信号だから止まっててくれる」

 

これだけでは手をあげる理由が分かりません。

「右左折する車がいるから、その車に見えるように」

 

このように理由を聞いた後、抽象化します。

 

「交通ルールを守りましょう」

 

このように具体的説明から抽象化すると、次のステップで、この抽象的説明と先ほどの理由を照らし合わせて、具体化していきます。

 

「横断歩道の無い所を渡る事もダメだよね。」

 

その理由は車に轢かれる可能性があり危険だからという事もありますが、車と歩行者はお互いの事を考えなければならないという事もあると思います。

この理由から、更に別の抽象化をします。

 

「相手の事を考えて行動しましょう」

 

ヒロは今までこのように会話をして、理解を深めていった気がします。

 

つまり、この具体化と抽象化が行われないとなかなか理解できないのです。

 

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ヒロに幸せは不要?

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ヒロは目で見た物や耳で聞いた情報を記憶する事が苦手です。


その為、普段経験している事柄について、記憶が映像化する事があまりありません。


人の顔を覚えられない理由もこれにあたるのではないかと思っています。

 

しかし、ヒロが鮮明に記憶できる条件があります。

それが怒りや不安など負の感情を抱いた時です。

 

更にそのような負の感情を抱いている時は、あらゆるパフォーマンスが急激に上がるような気がしています。

 

普段のヒロはゆっくりした会話でないと言葉を聞き取る事が苦手ですし、ゆっくりだったとしても会話を聞き取る事に集中するあまり、周りの音や状況などがほとんど分からなくなります。

 

しかしザッチと言い争いになった時、どんなに早口で捲し立てられても、全てを聞き取れている気がします。

更にそれが外などの場合、周りの人の会話や動きまで意識できているし、その時の記憶が鮮明に残っています。

 

怒りの感情では例が良くない為、下記記事で紹介した不安を感じた話を例に挙げてみたいと思います。

 

 

ザッチと一緒に法隆寺へ行った時の話です。

 

ヒロは明るい所から暗い所へ入ると視界がブラックアウトしてしまい何も見えなくなります。

 

法隆寺に行って建物に入った時にそのブラックアウトが起こり、ヒロはとてつもない不安を抱きました。

 

この時の記憶が鮮明に残っています。

境内を歩いていた砂利の感触や質感、建物の入り口の映像記憶、ブラックアウトから立ち直った後に見た建物内の構造などなど、その情景がありありと浮かびます。

 

その建物はお寺に似合わずガラスの扉で自動ドアだったので、扉を開けるという行為も必要としなかった事も覚えていますし、ヒロの後から他の人が2人入ってきた気配も感じ取っています。(見えていないのに、です。)

 

普段のヒロの能力ではありえない事です。

そもそも法隆寺では楽しい事が沢山あったはずです。

それなのに、ヒロが鮮明に記憶しているのは、不安になった時の記憶だけです。

その他の記憶は、字面で思い浮かべられても、映像や感覚としての記憶は全くありません。

お昼も法隆寺の近くで美味しい蕎麦かうどんを食べたはずなのに、何か麺類を食べたという記憶だけで、味もほとんど覚えていません。

 

このように、ヒロは怒りや不安の感情を抱いた時の記憶は沢山あるのに対して、幸せを感じた時の記憶がほとんどありません。

 

それがヒロの生きる知恵だったのかもしれません。

幸せだったという事は、何も問題が起きていない『記憶するに値しない事』として無意識に捨てているのだと思いました。

 

ヒロはそれを一概に悪い事だとは思っていませんが、やはり悲しい事だと思います。

 

ヒロが悲しいというより、ザッチと共有した楽しい経験を記憶していないという事は、ザッチを悲しませる事になると思います。

 

なので、どうにか良い方法が無いかと模索しています。

 

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私はどちらかというと、楽しかった出来事の方が強く記憶に残るタイプです。

 

確かにヒロさんのように、負の感情を抱いた時にパフォーマンスが上がったり、強く記憶が残る方が、生物学的には生き残りやすいのかもしれません。しかし比較的安全な世の中においては、負の感情ばかり記憶に残っては、生きづらいのではないかな、と思います。

 

恐らく、良い記憶も悪い記憶も、状況に合わせて取捨選択し、バランスの取れた状態で居られることが理想なのかなと思います。どちらに偏っても、不都合が生じるような気がします。

 

私も実際、OCDの症状が酷い時は、過去の嫌な記憶にとらわれている場合が多いです。

しかし、日々強迫行為をしつつも鬱にならず生きていけているのは、当たり前のことでも自分が頑張った内容は『できた!頑張った!』という成功体験として、何度も何度も噛み締めているからだと思います。

 

避けようとしても避けきれない不幸があるなら、せめて何もない時くらいは、幸せだった思い出を噛み締めていたい…

それが私の生きる知恵だったのかもしれません。

 

楽しかったことも、辛かったことも、振り返って書き綴れば、文章として残ります。

 

これからも忘れたくない出来事は、記録として適度に残しておきたいと思います。

 

私たちが、ふと振り返って記事を読み返す時、きちんと良いことも悪いことも等しく目を通せたなら、それが一番幸せなことなのかもしれません。

 

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WAIS-Ⅲの結果(ヒロ)

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病院でWAIS-Ⅲを受けてきました。

 

やはり自分の特性を知らないと、気を付けるべき点を正確に把握できないと感じました。

 

ヒロ自身、今回の結果は意外でした。

もしかしたらWAIS-Ⅲを受けた多くの人がその結果について意外だと感じるのかもしれません。

そもそも自分の特性が良く分からず、知りたいと思う人が受けるテストですから『意外だと感じない、全て想定内でした』と言う人はテストなんて受けませんよね。

 

という事で、ヒロの結果について考察してみたいと思います。

 

下記IQは100が通常、130以上が高IQ、70未満が低IQとされているようです。

 

全検査IQ(FIQ):106

言語性IQ(VIQ):109

動作性IQ(PIQ):101

 

全体のIQは普通だと思います。

 

言語理解(VC) :105

知覚統合(BO) :99

作業記憶(WM):88

処理速度(PS) :78

 

処理速度がかなり低く、気になるところです。

もう少しで低IQの分類に入りそうな値なので、実生活でも気をつけなければならない点と考えられます。

 

更に細分化した値が下記です。

下記数値は1が最低、19が最高で、9~11が通常という事でした。

その中で、高い数値と低い数値について、自己分析してみたいと思います。

 

<言語性検査>

■高い数値

類似 :13

理解 :18

■低い数値

数唱 : 8

語音整列 : 7

 

<動作性検査>

■高い数値

絵画配列 :16

行列推理 :16

■低い数値

絵画完成 : 3

符号 : 5

記号探し : 7

組合せ : 8

※9~11に入っていた項目は割愛しています。

 

 

それぞれの項目について考えてみたいと思います。
 ※ それぞれの検査の意味はヒロの解釈が入っている場合があります。正確に知りたい方は別途お調べください。

 

■言語性検査:高い数値

類似 :13

理解 :18

『類似』とは、論理的なカテゴリー的思考力を測定する検査とあります。

『理解』とは、過去の経験や既知の事実を正確に評価する力を測定する検査とあります。

この2つが高いという事は、ヒロは熟考する事が得意なようです。

確かに会話は苦手なのに、ブログを書いたり本を読んだりする事は好きなので、納得の結果です。

 

■言語性検査:低い数値

数唱 : 8

語音整列 : 7

『数唱』とは、聴覚的短期記憶能力を測定する検査とあります。

『語音整列』とは、五十音や数字の順序を扱う力を測定する検査とあります。

どちらも耳で聞いて記憶する問題なので、ヒロとしては苦手だと自覚していた事でした。

これが7~8だったのは、ヒロとしてはほっとしているところです。

苦手だと自覚していただけに、5を下回るのではないかと思っていました。

少しだけ他人より出来が悪い程度という事なので、相手にゆっくり話して貰ったり、メモをとったりメールで送ってもらったりすれば対処できる問題だと思いました。

 

■動作性検査:高い数値

絵画配列 :16

行列推理 :16

『絵画配列』とは、結果を予測する力と時間的な順序の認識ないし時間概念を測定する検査とあります。

『行列推理』とは、複数の図の似ている点を推測する力を測定する検査とあります。

どちらも論理的に考えれば分かる問題でした。

この問題は速度も問われるらしく、「なるべく速く答えてください」と言われたにもかかわらず、ヒロはかなりの時間を使っていたように思います。

一度集中してしまうと時間の感覚が薄れ、問題を解く事だけに集中する悪い癖が出たのだと思います。

これが処理速度(PS)が低い原因かもしれません。

とにかく、言語性検査でも分かる通り、熟考する事は得意ですが、瞬発力を求められるような事はとても苦手だという事が分かります。

 

■動作性検査:低い数値

絵画完成 : 3

符号 : 5

記号探し : 7

組合せ : 8

『絵画完成』とは、視覚刺激に素早く反応する力と視覚的長期記憶を測定する検査とあります。

『符号』とは、事務処理の速度と正確さと視覚的短期記憶を測定する検査とあります。

『記号探し』とは、視覚的探索の速さを測定する検査とあります。

『組合せ』とは、部分間の関係を予測する力と思考の柔軟性を測定する検査とあります。

ヒロは自覚が無かったのですが、目で見て判断する能力が非常に低いようです。

特に『絵画完成』は医師から「壊滅的」という表現をされました。

とてもキツイ言葉ですが、きっと遠回しな言い方ではヒロに伝わらないと判断したのだと思います。

考察に戻りますが、これらの数値が低いという事は、メモをとってもメールにしてもらっても、「壊滅的」な方法で情報を取得するに等しいのです。

つまり、耳で聞いてもダメ、目で見てもダメ、という軽度ヘレンケラー状態という事が分かってしまいました。

 

だからこそ、『理解』の能力を磨き上げたのだな、と思います。

見聞きする事が苦手で、一度では頭に残らないので、話の断片だけをかき集めて、必死で相手の言っている事や示している図などを理解していたのかもしれません。

 

『過集中』も『こだわりが強い事』も『状況判断ができない事』も『マルチタスクが苦手な事』も、見聞きする事が苦手で、『理解』する為に熟考していた事が原因だと思います。

 

せっかくなので解決策を考えたいと思います。

 

見る事は「壊滅的」なので諦めて、ゆっくり話してもらって聞き取る事を優先させたいと思います。

そして、熟考する時間をもらってしっかり『理解』すれば色々と解決するのかもしれません。

 

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認知特性を知ろう!

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ヒロさんと一緒に過ごしていると、得意不得意のパターンが私と違うな、と感じることが多いです。

 

具体的なエピソードについては過去の記事でもご紹介していますが、今回はそのパターンをグラフで可視化してみたいと思います。

 

先日、それを目的に、一冊の本を購入しました。

 

医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)

医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)

 

 

医師のつくった「頭の良さ」テスト…

なかなかのタイトルですが、中身はとても有用です。

 

その人の認知特性の凸凹が数値化できるテストや、各パターンの人へ向けてのアドバイス等が載っています。自分の得意な表現方法や、異なるタイプの人との付き合い方など、自分の特性を意識すると、様々なものの見方が変わってきます。

 

認知特性は以下の6つのパターンに分かれます。

 

① 視覚優位者  写真(カメラアイ)タイプ

② 視覚優位者  三次元映像タイプ

③ 言語優位者  言語映像タイプ

④ 言語優位者  言語抽象タイプ

⑤ 聴覚優位者  聴覚言語タイプ

⑥ 聴覚優位者  聴覚&音タイプ

 

(各パターンについての詳しい説明については割愛します)

 


早速ですが、以下に私たちの結果をお示しします。


ヒロ

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ザッチ

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14点以下:弱い認知特性

15〜25点:一般的

26点以上:強い認知特性

(26点以上の認知特性がある人は、その能力が特化しているので、それを活かした職業に就くと能力が発揮されるようです)

 

ご覧のように、凸凹のパターンが二人で異なっています。

ヒロさんは、④言語抽象と⑤聴覚言語の特性が強く、

私は②三次元映像、⑤聴覚言語、⑥聴覚&音の特性が強いようです。

 

今までの記事を読んでくださっている方にとっては、なるほどそれっぽいエピソードもあったな…と思っていただけるかもしれません。

 

私たちの間でスコアの差が大きい所ほど、お互いの認識にズレが生じて、トラブルの元になっている可能性があります。その項目を挙げると、次の3つです。

 

②三次元映像→立体的な視覚情報に関するトラブル

④言語抽象→言葉や文字を介しての情報伝達のトラブル

⑥聴覚&音→音声情報に関するトラブル

 

認知特性のパターンが異なると、自分にとっての『当たり前』が相手に通用しにくい可能性があるのだと思います。

 

お互いの得意不得意を知れば、コミュニケーションの問題についても、より良い改善策が見いだせるかもしれません。

 

自分自身について知りたいと思っている方にも、是非お試しいただければと思います。

 

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前置きしておきますが、この本で出る結果は、何が良くて何が悪いという事ではないそうです。

 

単純にその人の特性が分かるだけなので、「頭の良さ」を測るというよりは、自分に合った生き方やコミュニケーション方法が分かるという事だと思います。

 

ヒロは言語に偏っているようです。そして、映像が非常に弱い事も分かります。

ザッチは逆に映像が非常に高く、言語が低いです。

 

お互いが普通だと思っている事が普通じゃない事は、知らないと色々と齟齬が生まれて困りますが、お互いの特徴だと認識すれば、お互いに弱みを補える仲になれるのだと思います。

 

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言語と映像に対する思考

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ヒロは友達がいないので、ザッチと出会うまではプライベートは独りで過ごしていました。

 

その為、仕事以外で言語に触れる機会が少なく、あまり思考を働かせる事がありませんでした。

 

ザッチと出会ってから、実に多くの言葉を交わしました。

今でもそれは尽きる事がありません。

 

最近はブログを書いていて、皆さんのブログを読むようになり、更に皆さんからのコメントなどの反応にも触れるようになりました。

そして、それらの言語に触れる事で更なる思考が働き、ヒロの言葉が生まれてきます。

 

この事からも、ヒロは言語優位なのだと感じます。

 

独りでいる時にも、街を歩けば当然、視覚的刺激や聴覚的刺激や嗅覚的刺激を受けるはずなのに、感覚的な表現があまりうまく出てきません。

「なんか眩しい。」「なんか五月蠅い。」「なんか臭い。」

この程度の言葉しか生まれないのです。

 

もしかしたら、直接的な表現を好むあまり、事実以外の言葉が生まれにくいのかもしれません。

 

ヒロが小説好きである理由も、恐らく視覚情報より言語情報の方が鮮明に脳に入ってくる事が原因なのかもしれません。

 

その為、ザッチと一緒に色々とお出かけした時も、ヒロは感想が月並みになってしまいます。

例えば、お花見に出かけた際は、

「桜綺麗だね。」「凄いね。」

等々、見なくても言えるような感想ばかりになってしまいます。

 

それより、花見は元々桜じゃなかったとか、桜は一年中どこかで咲いているとか、花見中に興ざめするような情報ばかり思い浮かびます。

これを言うと『ウンチクたれ』と言われるので控えていますが、世のウンチクはいつも楽しく聞いています。

 

ザッチは映像(視覚)優位なはずなのに、たまに出てしまうヒロのウンチクについても楽しく付き合ってくれるので、とても感謝しています。

 

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私も雑学は好きなので、ヒロさんのウンチクは毎回とても楽しく聞いています。

 

ただ、私は文字情報を脳に取り入れるのが得意ではないので、新聞や小説など、紙面全面が文字で構成されているのものは特に、今までほぼ読まずに過ごしてきてしまいました。

 

なので、思わぬところで常識の抜けがあったり、ヒロさんの知識にどうしても敵わない所があります。

私の知らない色々な事を教えてくれるヒロさんには、とても感謝しています。

 

↓ 「サツマイモ」は英語で「スイートポテト」という事を知らなかった話  ↓

 

言語情報については、個人的にアウトプットが一番辛いなと感じています。読書感想文や小論文を書くのは、本当に苦手でした。

こんな私ですので、ブログ執筆活動はとても良いトレーニングになっています。

(読みづらい点があれば、是非ご指摘ください)

 

 

私は、情報のインプットとそこからの思考は、視覚(映像)優位で処理しているように感じています。

 

例えば、お花見のシーンでは、

 

桜の花びらのピンク色って、木によって微妙に違うんだなぁ…とか

枝垂れ桜が立派だなぁ…とか

お花見で人が沢山いるなぁ…

 

などの視覚的なインプットがあった場合、

 

お気に入りの和菓子屋の桜餅のピンクとどっちが濃いかなぁ…とか

枝垂れ桜の姿は、藁で編んだミノを被ったお爺ちゃんみたいに見えるなぁ…とか

花火大会の日も同じように人が沢山いたなぁ…

 

など、視覚的に類似する映像情報の記憶が脳内に再生されます。

 

ただ、今はこうやって文字として書いていますが、その時の私の脳内ではあくまで映像情報しか再生されていないので、言語化が苦手な私は、

 

「桜餅食べたいなぁ…」とか

「みてみて!アレ、お爺ちゃんみたい!」とか

「花火の日みたいやなぁ」

 

と言ってしまいます。

 

「ねぇねぇ、アレ、〇〇みたい!」というフレーズは、特によく発している自覚があります。

 

ただ、言われた側としては、私の脳内イメージまで共有している訳ではないので、しばしば、

「は?何の関係があるの?」

となってしまうようです。

 

説明不足な私が悪いのですが、ヒロさんのことも、それで困らせてしまうことが多いです。

 

 

なかなか思考のクセ自体を変えることは難しいですが、私も思考内容をきちんと脳内で言語化してから、落ち着いて言葉を発していきたいなと思います。

 

お互いの認知特性の違いを理解すると、コミュニケーションの齟齬もだんだん少なると期待しています。

 

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振り返りDAY 2

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前回の振り返りから少し日があいてしまいましたが、『振り返りDAY1』の続きとして、過去記事のおさらいをしたいと思います。

 

ヒロさんとのより良い関係を目指して…

 

↑  安易に「ごめん」と言わないように気をつけて、信頼回復に努めました。

「ごめん」以外にも私の特定の言葉や態度が、ヒロさんにとって不快な時があるようです。ヒロさんからの信頼を得るのは、なかなか難しいと感じます。

 

↑  会話速度は、だんだん調節できるようになってきたと思います。

ゆっくり話すことについても、効果があると実感しています。

 

 ↑  やはりパニックに陥っている時は、そっと見守るのが良いようです。

地雷を踏んでしまうのが「わざと」ではないことを、なかなか信じてもらえないのが難点です。

 

↑  アンガーマネジメントをヒロさん自身でしてもらう為にも、トラブルがあったら、時間的にも距離的にもヒロさんから一旦離れることが大切なようです。

冷静な時のヒロさんは本来、優しいはずなので…

 

 ↑  信頼に足る人間か否か…ヒロさんにとっては『言葉』が全てらしいので、私が上手に言葉を紡げないと『信頼するに値しない』と判断されてしまいます。言語でのアウトプットが苦手な私には結構な負担ですが、これからも頑張っていきたいです。

 

 

…と、私からの一方的な振り返りになってしまいましたが、おそらくヒロさんにも思うことがあると思います。今まで双方の言い分をきちんと記事として残しておいたことで、過去からの変遷を振り返りやすく、今後に繋げていけるように思います。

 

まだまだトラブルは絶えませんが、定期的にこれらの記事を読み返して、関係改善に努めたいと思います。

 

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小説ブログ立ち上げました

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ヒロは読書が趣味です。また、映画鑑賞も大好きです。

 

物語に触れる事が好きなんだと思います。

 

しかしヒロは、他人が描いた主人公の行動や話の展開に対して、不満を抱くことが少なくありません。

 

それはヒロがアスペルガー的で少数派だからなのかもしれませんし、そうでないかもしれません。

そしてヒロは自分の思う展開が、どれくらいの人に共感されるのか興味がありました。

 

子どもの頃のヒロの夢は小説家でした。

 

それを親に1度だけ言った事があります。


しかし、「そんなのなれる訳ないじゃない(笑)」と一蹴されて、『まあそうだな』と思ってしまった為、今まで書かずにいました。

 

 

その事をザッチに言ったところ、「是非読んでみたい」と言うのでザッチに読ませるだけ、少しだけ、のつもりで書いてみました。

 

ところが、ザッチがベタ褒めするのでヒロの中で物語の展開が次々と膨れ上がってきました。

ヒロが創ったキャラクター達が勝手に会話し、行動し、物語を進めている感じがします。

ヒロはただそのキャラクター達の行動を記録しているような気がします。


そんな小説とも思えない架空のキャラクター達の記録を、ザッチは面白いと言ってくれます。


その為、今回思い切って小説ブログを立ち上げました。

 

タイトルは下記です。

 

『心に噺がおじゃましまっす!』

 

ヒロの感覚は少数派だと感じています。

 

その為、面白くないと感じる人の方が大多数なのではないかと思います。


ヒロとしては、こちらのメインブログの読者が減る方が怖いので、合わないなと思う方は是非こちらのブログの方をごひいきにお願いします。

 

 

追伸

ペンネームを『日向端ヒロ』(ひなはた ひろ)にしました。

ヒロザッチじゃないと、『ヒロ』と言う名前が世の中にはとても多い事に、今頃気づいたヒロなのでした。

存在はアスペルガーという少数派なのに、名前だけは多数派というのは妙ですね(笑)

 

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ついに、この日がやってきました…٩( 'ω' )و!

 

私はヒロさんに出会って以降、ヒロさんは何をしている時が一番楽しいんだろうか…と、ずっと考えていました。

 

自己肯定感を高めてもらうため、そして得意不得意のムラを知るために、今までヒロさんが得意そうなことを、手当たり次第に試してきました。

 

そして、やっとたどり着いたのが、この『小説を書く』という行為です。

 

ヒロさんは子どもの頃、既に『小説家』という夢を抱いていたようですが、私はその事にとても納得がいき、幼いヒロさんの鋭さに感心しました。

 

私たちは今、二人で仲良く居られるように、お互いの特性を知ろうとしている最中です。

その過程で、ヒロさんの特性が『言語系に特化している』ということが、だんだん分かってきました。

 

二人でどこかへ出かけた時、私はそのエピソードをほぼ映像で記憶しているのに対し、ヒロさんは文字情報でその内容をストックしているというのです。

それはまるで『ヒロ自伝』という物語のページが一枚ずつ追加されていくようだな…と私には感じられました。(ヒロさんには、本やページという映像的な内容も思い浮かばないそうで、あまり同意して貰えませんでしたが…)

 

いずれにせよ、私としては、ヒロさんの得意分野を最大限発揮できる場が『小説』というジャンルなのだと思っています。そして私はそれをできる限り応援したいなと思っています。

 

 

ヒロさんが書く小説を、私はとても面白いと感じていますが、ちょっと贔屓(ひいき)目も入っているかもしれません。

私も校正やイラスト等を担当させて貰えることになったので、私自身張り切っている部分もあります。

 

このブログとは、内容もジャンルも全く別のサブブログになりますが、読者の皆様には、是非とも一度お立ち寄りいただき、気に入って貰えると嬉しいなと思います。

 

応援、よろしくお願いします。

 

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↓  小説ブログはこちら  ↓

『心に噺がおじゃましまっす!』

 

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大切な想い

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以前、私がヒロさんの地雷を踏んでしまった時のことです。

 

数時間ほど二人でモメた後、ヒロさんは「ザッチとはもう一緒にやっていけない」と言い、自分のパソコンやスマホから私に関する情報のほとんどを消してしまいました。

 

電話番号、LINEのトーク、二人で撮った思い出の写真などなど…

 

私は、一瞬でそれらが消えてしまったことに、正直驚きを隠せませんでした。

(写真はさすがに、消す前にヒロさんから「消していいよね?」との確認がありましたが、困惑している私は「うん」としか言えませんでした)

そして、じわじわと悲しい気持ちになり、虚しさと儚さに涙が溢れました。

 

私は最初、自分がとても大切にしていたヒロさんとの関係が、ヒロさんにとってはそこまで大切ではなかったんだろうか…と考えてしまい、悲しみに暮れていました。

 

しかし、これは後で知ったのですが、実際のヒロさんは、私のことを大切に思ってくれているが故に、情報を消したのでした。

 

 

私は普段、OCDの情報漏洩恐怖のせいで、自分の個人情報をとてもシビアに管理しています。

 

そのせいで、今でもヒロさんは、自由にパソコンを使えなかったり、スマホに新しいアプリをインストールすることもままならない状態で、ずっと耐えてくれています。

 

当時もそんな状態の中、『私とは別れるべき』と判断したヒロさんは、論理的に考えた結果、" 自分の端末から私に関する情報の一切を消す " という行動に出たのです。

 

もちろん、ヒロさんは曖昧なことや不誠実なことをよしとしない性格なので、終わってしまった関係(特に男女関係)をスッキリさせたいという気持ちもあったようです。

 

しかし私は、ヒロさんの行動に込められた誠実さや優しさを(後にですが)痛感しました。

意図的ではないとはいえ、地雷を踏んでしまった己の愚かさを恥じ、後悔したのでした。

 

ヒロさんは後に、写真を消してしまったことについて、「取り返しがつかない事をした、申し訳ない」と言ってくれましたが、私はその事についてあまり気にしていません。

「もう消さないから許してね、こんな自分を嫌いにならないでね」とも言われましたが、そんなことで嫌いになんかなりません。

 

私は、人との距離を縮める過程で、『〇〇があったから△△の事は嫌いになった』『◇◇してくれなくなったから幻滅した』などという事は、あまり無いように感じています。

逆に、『□□を一緒に経験したから△△の事がもっと好きになった』という事が多いです。

つまり、減点方式ではなく、その人と一緒に居るなかで、ひたすら加点されていく感じです。

この類の話は、カップルにおける『好き(減点方式)』と『愛(加点方式)』の違いとして取り上げられる事がありますが、それにならうと、私はどんな人間関係においても『愛』を重要視しているように思います。

 

もちろん、まっさらな状態から仲良くなる初期過程においては、優しさのやり取りはある程度必要なのかもしれません。

しかし、一旦仲良くなりたいと思った人に関しては、それ以降何が起こっても、そこから負に傾いて嫌いになる事は無いし、ずっと大切にしたいなと思っています。

 

ヒロさんの件に関しても、実際ヒロさんが私に対して、その時に誠実で優しかったか否かという事は、あまり関係ないように思います。そこにはもはや、見返りの応酬などは求めていないように感じます。

 

私はひたすら加点(良い思い出)を積み重ねて、自分の中に軸を一本強く持つことで、人間関係という曖昧で不確定な要素に、私なりの安定を見出そうとしているのかもしれません。

 

 

残念ながら、実際の世の中は良い人ばかりではなく、中には人の優しさにつけこんだり、他人のものを奪おうとする人がいます。そういう人ほど、甘い言葉を囁いて近寄ってくる時があります。

身近な人に手のひらを返された時、減点方式ではショックが大きく、理想と現実とのギャップに打ちひしがれるかもしれません。かといって、加点方式だとそれを防げるかというと、そうでもないように感じます。実際より過剰な加点をしてしまうと、やはりギャップが生じます。

 

そこで私が大切にしているのは『相手との距離感を見誤らないこと』です。

人間関係が希薄な相手に少し親切にされると、グッと距離が縮まるように感じるし、身近な親友に少し邪険にされると、もう私のこと嫌いなのかな…と感じるかもしれません。

実際はただの『少しの親切』や『少しの邪険』なのですが、相手との関係性において、その絶対値に補正がかかり、より影響力を増す場合があります。

私はこの『距離感による補正』を意識し、できるだけ誤解が無いようにしたいなと思っています。

 

こう言うと、私の事を、どんな相手に対しても『絶対的な価値』で評価する冷徹な奴だ…と感じる人もいるかもしれません。しかし私は、多量の親切を私に提供してくれた人だけが正義だ、といったようなことは考えていません。

何が言いたいのかというと、私もある程度は『補正』をする、ということです。

 

では、どのような『補正』をかけるかというと、簡単に言うと以下のような感じです。

 

ー  相手の性格や特性など背景となる情報を通じて『相手にとっての価値』を想像し、自らが感じた価値と擦り合わせる  ー

 

例えば、ヒロさんが私をカラオケに誘ってくれた時の話です。

ヒロさんは感覚過敏のせいで、カラオケの大きな音や、チカチカした画面が苦手のはずです。さらに歌を歌うのも得意ではなくて、カラオケは基本的に好きではなさそうです。

そんな中、私がカラオケ行きたいなぁ…とボソッと言った言葉に対して、ヒロさんは笑顔で「カラオケ行く〜?」と聞いてくれます。

私はこの言葉は、すごくありがたいなと感じます。他のカラオケ好きな友人からの言葉であれば、他愛の無い日常会話の一言ですが、これがヒロさんの言葉だと、一気に意味合いが変わってきます。

 

このような補正がかかるのも、ヒロさんと一緒に、大事なことから他愛のないことまで、ひたすら話して、お互いの思いや考えを確認し合っているからなのでしょう。

 

完璧に相手のことを理解するのは難しいですが、なるべく誤差なく、実際の相手の気持ちを想像したいなと思います。そして、相手の思いを無下にしないように、心配りができたら良いなと思います。

 

そのためには、時間をかけて、ゆっくりと相手との関係性を築き上げていくことが大切なのかなと感じます。そして、色々な価値観があることを想定して、ただ目の前に居る人のことを真摯に知ろうとする姿勢が重要なのかもしれません。

 

私もまだまだ至らない点が多いのですが、こういった内容に気を配っていけたら良いなと考えています。

 

 

私の周りの人には、ただただ、幸せになって欲しいなと願うばかりなのです。

 

 

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ヒロは記憶力がかなり低いと思っています。その為、写真等は苦手です。

 

記憶に無い自分の姿を見ると、怖くなります。

覚えていないと怒られたり嫌われたりする事もあるからです。

 

しかし、ザッチはそんな事で怒ったり嫌ったりする事はありませんでした。

それなのに、ヒロは写真をそれほど大事な物と思っておらず、ごく自然に消してしまいました。

 

今までは、そんな事をすれば当然、人間関係は終わっていました。

しかしザッチはそんなヒロの行動を気にもしていませんでした。

それはとてもありがたい事です。

 

ザッチは人の本質をしっかり見ているような気がします。

(加点方式なので良い部分がデフォルメされているように思えますが…)

だからこそ、その人の一時的な行動よりも全体を俯瞰で見る事ができるのだと思います。

 

ヒロもザッチを見習い、人の本質を見る事ができるようになりたいと思います。

 

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ヒロザッチ雑談2 〜ぬいぐるみを抱いて寝る男〜


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ザ「ヒロさんって、ぬいぐるみ好きやんなー」

ヒ「いや、普通ですよ。嗜む程度ですよ。」

ザ「夜も抱っこして寝てるやん…それって嗜む程度?」

ヒ「そのぬいぐるみは用途が違うの!抱き枕代わりなの!それが無いと横向きに寝た時肩が落ちて痛くなるの!」

ザ「でも、買う時めっちゃ嬉しそうやったし、毎日ニコニコしながら抱っこしてるやん。部屋にも他のぬいぐるみ沢山あるし、やっぱ好きなんやろ?」

ヒ「ぬいぐるみが好きな訳じゃ無いの。たまたま欲しい物がぬいぐるみという形態だったの。それがもし家具とか衣類とかだったらそれを買ってたかもしれないの。でもね、家具は大き過ぎるし、衣類は着るの恥ずかしいから、ぬいぐるみで売られていたのはヒロとしては良いことだったの。」

ザ「( ͡° ͜ʖ ͡°)」

ヒ「な、なに?」

ザ「いや、私からは何も言うまい。ところで、どのぬいぐるみが一番好きとかあるの?」

ヒ「特に無いよ。うーん、強いて言うなら、、、トトロかな。」

ザ「どっちのトトロ?大きい方と小さい方あるやん」

ヒ「大きい方!」

ザ「何が違うの?クオリティ?」

ヒ「何言ってるの?大きさが違うんだよ。大は小を兼ねるんだよ。ぬいぐるみは大きい方が正義だよ。」

ザ「じゃあ小さい方は、要らんってこと?小さい方を先に買ったん?」

ヒ「はぁ、ザッチは何も分かってない。小さい方も、大事なの。映画でも大トトロと中トトロと小トトロが出てきたでしょ?どの子が欠けても物足りない物語になっちゃうでしょ?でもメインはでっかいトトロでしょ!」

ザ「でもうちにあるトトロのぬいぐるみ、大小両方とも、大トトロだよね。中トトロと小トトロのぬいぐるみは無いよね?欠けてるよね?」

ヒ「おー、そうだね!ザッチ良いところに気づきましたね!じゃ買わなきゃ!」

ザ「( ͡° ͜ʖ ͡°)」

ヒ「あ、間違えた。ぬいぐるみはそんなに要らないよね。」

ザ「うん、今あるのを大事にしてあげてなー」

ヒ「…うん。」

 

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振り返りDAY 1

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ブログを始めて、2ヶ月が経ちました。

 

これまで支えてくださった読者の皆様には、本当に感謝しています。

ありがとうございますm(_ _)m

 

つい先日、実はヒロさんと大喧嘩をしてしまいました。

 

私なりにヒロさんのことは真剣に考えているつもりなのですが、まだまだトラブルは絶えません。

 

これを機に、今までブログで綴ってきた記事の内容を私自身もう一度見直して、ヒロさんの思いや考えをきちんと理解しようと思います。

 

特に大事だなと思った過去記事のリンクを以下に貼っていきますので、お付き合いいただけると嬉しいです。


↑ 今でもヒロさんの納得ポイントが分からず、ひとつの話題で数時間も話し込んでしまうことが多いです。特に、明文化されていない社会的慣習について説明する際は苦労してしまいます。

 

↑ 先日の喧嘩の際も、意図的に地雷を踏んでいるだろう、と言われました。生活リズムは整ってきましたが、なかなか難しいです。

 

↑ ヒロさんに対して誠実かつ論理的であることと、ヒロさんの自己肯定感を下げないようにする気遣いのバランスが今も難しいです。

 

↑ まだまだイライラを抑えきれず、癇癪を起こしやすいヒロさんですが、だんだんとその頻度は減ってきたように思います。手を繋ぐ作戦は、時と場合によるみたいです。

 

 

今回はこの辺にして、また次回、この続きを振り返りたいと思います。

 

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知識の齟齬を感じた時の反応

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ザッチは英語が得意です。

英語で書かれたホームページなども難なく読めるほどです。

それに引き換えヒロの英語力は中学1年生レベルです。

 

そんな2人で『知識の齟齬』が生じました。

話の発端は下記のような感じでした。

 

ザ「芽キャベツって英語でブリュッセルスプラウツって言うらしいよ。日本語ではブリュッセルって地名を消しちゃってるんだね。」

ヒ「そんな事、良くある話じゃない?薩摩芋だって英語だとスイートポテトになっちゃってるし。」

ザ「え?」

 

ザッチはサツマイモが英語でスイートポテトと言う事を知らなかったらしいです。

サツマイモにはもう一つ言い方があり、ヤム(yam)というらしく、ザッチはそっちの知識しか無かったそうです。

 

しかし、この時ザッチは『サツマイモはヤムであってスイートポテトじゃない』などとは一言も言わず、ネットで調べ始めました。


そして、

ザ「へぇ~、知らなかったわ~。スイートポテトって言ったらお菓子のイメージしか無かった。」

と、素直に自分の無知を認め、感心していました。

 

ヒロは初めてザッチに英語の知識で勝ったことを喜んでいたのですが、後で考えてみてザッチの対応の凄さに気付き、逆に負けた気がしたのでした。

 

ザッチはヒロよりもとても多くの知識を身に付けていると感じますが、その理由は自分の無知を認識した時に吸収しようとする能力が非常に高いからなのだと思います。

 

ヒロの場合、もし自分の方が相手より知識があると思う分野で、『知識の齟齬』が生じた場合、相手の方が間違っていると決めつけて話をしてしまう気がします。

 

例えばヒロはプログラマーなのですが、プログラムに関する知識でザッチがヒロの知らない事を言ったとしたら、『間違いかもしれないので訂正してあげよう』という気持ちが先に出る気がします。

この事で、せっかく知識を吸収できる機会を失ってしまうのだと思います。

 

ザッチは今回の件で、見事にスイートポテトの知識を吸収しました。きっと二度と忘れないでしょう。

 

知識の差なんて、実は取るに足らない些細な事なのだと思います。

自分の中に無い知識に直面した時の対応こそ、その人の資質を決めるのだなと思いました。

 

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私の英語力って…_:(´ཀ`」 ∠):

 

ヒロさんは良い風に言ってくれていますが、実際の私はペラペラではないし、書くのも苦手です。読んだり聞いたりは好きなので、海外のゲーム実況なんかをYoutubeで見たりする程度です。


実際、『スイートポテト』についても、本当に『スイーツの一種だ』という知識しかありませんでした(恥)。

 

でも、結果的になんか凄く褒めてもらったので、とても嬉しいです。


スイートポテト食べたいな…

蒸かしたサツマイモも良いし、スイーツの方も良いね!

 

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