ヒロザッチ雑談3 〜生まれ変わったら何になりたい?〜
ザ「ヒロさんは生まれ変わったら、何になりたい?」
ヒ「大きな木になりたい。」
ザ「ほぅ…木かぁ。良いねぇ。具体的に何の木が良いってあるん?」
ヒ「『この〜木何の木、気になる木〜♪』の、モンキーポッドって木がいいな。」
ザ「あぁ、あのCMのやつなー!あれはデカいなぁ!見たこともない花を咲かせたいん?笑」
ヒ「花咲かせられるか分からないけど、光合成してみたい!」
ザ「なるほどね!大きな木だと、たくさん光合成できるもんね!なんで光合成したいん?でんぷん作りたい?」
ヒ「なんかね、森林浴って気持ちいいでしょ?光合成はそれよりもっと気持ちいいと思うの。」
ザ「おぉぉ、その考えは無かったなぁ…エネルギーチャージ的な?」
ヒ「そんなに深く考えてないよー。それよりザッチは何になりたいの?」
ザ「えっとねぇ、まずミミズになりたいんよね。その後はカラスが良いかなー」
ヒ「一個にしなさい(笑)なんでミミズなの?木に栄養送ってくれるの?」
ザ「そうそう、肥えた土を作りたいんよね。分解者になりたいのです。」
ヒ「分解者ってなに?」
ザ「えっとね、分解者ってのはね、ざっくり言うと、動物や植物の死骸が土に還るのを助ける生き物のことだよ!」
ヒ「へぇ〜。それで土が肥えるんだね。じゃ、カラスはなんで?」
ザ「カラスはね、人間を空から見下ろして観察できるし、とても頭が良いからね!」
ヒ「ミミズと矛盾してるし…ミミズは人間から見下ろされてるよ?」
ザ「だから良いんやん!見下ろす側と見下ろされる側を経験してからの、最終的に人間に戻ってくるという…」
ヒ「木だったら見下ろされる側と見下ろす側を一代で経験できるのに…」
ザ「∑(゚Д゚)ホンマや!でも私やっぱ、動かれへんのは辛いなぁ、飽き性やから…」
ヒ「木はね、全ての争いを凌駕するんだよ。動く事が全てじゃ無いんだよ。」
ザ「ホンマやなぁ。じゃぁ来世は、まずミミズとして良い土を提供するから、その後カラスの私が来たら、ちゃんと巣を作らせてな!」
ヒ「巣を作れるかどうかはその動物次第だね。木はただそこに在り続けるだけなのです!」
ザ「(´Д` )!!ちょっとぐらい贔屓してくれたって良いやん!もう切って家具にしちゃうよ?」
ヒ「贔屓が争いを生むんだよ。ヒロは切られても何されても抵抗しない木という存在になりたいの。」
ザ「すごいなぁ、物理的にも精神的にも、おっきぃ木なんだね!」
ヒ「なりたいだけで、まだなってないけどね。」
ザ「なるでしょう〜♪」