心に土足でおじゃましまっす!

アスペルガーの二次障害対策と強迫性障害(OCD)の改善を模索する日々を綴った、双方向ブログです。 似たような問題を抱える方々の参考になるような情報提供を目指します!

昆虫食にトライ 〜ハチノコ〜

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以前、ヒロザッチ雑談でも少し触れた『昆虫食』について進展がありましたので、ご報告致します。

 

 

 

※ 昆虫全般が苦手な方は、ブラウザバック推奨です ※

 

 

 

 

さてさて。

先日、ヒロさんの小説用のネタとして、急遽、ハチノコを食べてみようということになりました。

私もヒロさんも、今までハチノコを食べたことがありませんでした。

 

思い立ったが吉日!と、早速ネットで注文したのがコレ↓です。

アシストバルール ハチノコ甘露煮 30g

アシストバルール ハチノコ甘露煮 30g

 

 

私はかねてより、クリーミィなイモムシを一度食べてみたいなと思っていたので、このハチノコをとても楽しみにしていました。

 

注文から数日後、無事にハチノコが届きました。

 

瓶詰めの甘露煮。ラベルには可愛い絵が描かれています。

可愛い…可愛いはずなのに、戦慄が走ります。

 

夕食後、ヒロさんは缶ビール、私はカルピス(薄め)を準備し、いざ開封の儀へ。

 

蓋を開けると、甘露煮特有の甘い香りが漂います。

まだその段階では、ハチノコは甘露煮の汁に浸かっていて、風貌がよく見えませんでした。

 

私は恐る恐る、ハチノコをスプーンでお皿に移してみました。

 

 

!!!(´Д` )!!!

 

 

想像以上に、見た目のインパクトがありました。

てっきり、イモムシの形の幼虫だけが入っているのだと思い込んでいましたが、実際はそこそこ成長したものも入っていたのです。

 

( ↓こんな感じのが瓶にたくさん!多くの命に感謝 )

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まさかこんな絵を描く日が来るとは…! スケッチではないので構造はテキトーです。

 

 

正直に言うと、残念ながら私にとっては、ハチノコの成長過程や色のコントラストを感じられる見た目が結構キツかったです。

幼虫の体節。黒い目。白黒半々の姿。小さく折りたたまれた脚。

 

私は昆虫食にトライできることを楽しみにしていたのです。

…楽しみにしていたはずなのに、予想外のダメージを受けた私は、ハチノコを一匹一匹爪楊枝でツンツンするのが精一杯でした。

 

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おそらく、コバエのライフサイクルを目の当たりにした、数年前の記憶が蘇ったのがいけなかったのだと思います。

さらに言うと、私は集団生活を営む昆虫(ハチやアリ)が苦手なのですが、ハチノコが瓶にギッシリと入っていたことにより、今からでも動いて集団で襲ってくるんじゃないかという錯覚がして、猛烈にビビってしまったのです。

 

…と、そんな事を考えている間に、ヒロさんはパクパクと美味しそうにハチノコを食べていました。

以前のヒロザッチ雑談では、「(昆虫食は)遠慮しとく」と言っていたヒロさんでしたが、特に抵抗は無さそうです。

 

感想を聞いてみると、「甘露煮の味付けが甘いね」とのこと。

 

…そっちか…ハチノコのルックスじゃないんだ…

 

私はヒロさんのメンタルのタフさに感心しました。

 

…そして、意を決して、いちばんイモムシに近い若そうな個体を爪楊枝でプチュっと刺し、口へ運びました。

 

パクッ

プチュプチュ…

 

…ん?

んん?

 

見た目に反し、味に関しては「大丈夫そう!」というのが第一印象でした。

 

甘露煮の味が、ハチノコのクセを消してくれているのでしょうか…

甘さの向こう側に、僅かな土臭さとホクホク感があります。

例えるなら、桜エビとクワイを混ぜたような味でした(余計に分かりにくかったら、すみません)。 

 

その後、若めの個体を数匹選んで食べ、その日は終了しました。

 

 

 

ハチノコ初体験から数日間、私は少々メンタルをやられていました。

 

自らが望んでいた昆虫食にも関わらず、わずかでも生理的にムリと思ってしまったこと。

独特の土臭さが鼻について離れないこと。

ハチノコ達の眼差しに恐怖を覚えること。

 

それらが入り混じった感情に翻弄された私は、ヒロさんがハチノコを食べる時も、「私はいいや。」と避けてしまっていました。

 

 

数日後、いよいよ瓶の中のハチノコが残りわずかとなったので、私はもう一度、意を決して食べてみることにしました。

ハチノコは高級珍味です。お土産でも喜ばれる品です。

そんなハチノコが苦手なままで私は良いのか(いや、良いはずがない)という思いで、今度は真っ黒い個体にもトライしてみました。

 

パクッ

パリパリ

 

Oh, boy!

なんだ、イケるじゃないか!

 

甘露煮の甘さと、成長した個体のパリッと感が良い組み合わせでした。

数日間、無理して食べずにハチノコから距離を取っていたことで、過去の嫌な記憶に基づく苦手意識は薄れていました。ハチノコの眼差しも、シラスや小エビ類と一緒と思えば、大丈夫な気がしました。

すっかり心を許した私は、テレビを見ながらパクパクとハチノコをつまめる程になっていました。

 

そして、完食。

 

慣れって凄いですね。

自分の脳の仕組みに感謝です。

 

 

というわけで、ご興味があれば、皆さまも是非トライしてみてくださいね!

 

アシストバルール ハチノコ甘露煮 30g

アシストバルール ハチノコ甘露煮 30g

 

 

次は…イナゴかな?

 

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お久しぶりです。

 

ザッチも言っていましたが、ハチノコは小説で主人公たちが食べる描写をするために買いました。

食べたこともないものを描写するなんてヒロの心情に反します。

 

結果的に味や食感を堪能できて、良い表現ができたと思います。

あとザッチの反応が意外に女の子らしく、とても参考になりました。

短い人生で様々な経験をできることはとても楽しいことです。

 

これからも未知のことに挑戦して表現力を磨いていきたいと思います。

 

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