心に土足でおじゃましまっす!

アスペルガーの二次障害対策と強迫性障害(OCD)の改善を模索する日々を綴った、双方向ブログです。 似たような問題を抱える方々の参考になるような情報提供を目指します!

期間限定メニューに惹かれる?

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私は食べることが大好きです。

ヒロさんと一緒に外食できる日は、かなりテンションが上がります。

そしてその食事が満足のいくものだった場合(比較的容易に満足します)、数日間ご機嫌になります。

 

こんなことを言うと、大袈裟に聞こえるかもしれません。しかしこれは本心です。

私は数年前、OCDの症状が酷く、毎日ろくなものを食べられずに数ヶ月で15キロ痩せてしまいました。

そんな私には、症状がマシになった今の(普通の)食生活事情は天国とも言える環境なのです。

 

そんな中抱いた、野望というか夢のようなものが私にはあります。

 

” 生きている間に、色んな美味しいものを食べ尽くしたい!!!”

 

様々な食材、それを調理してくれる方々、全てのめぐり合わせで生まれる一皿!

私はもともと、未知なる物に対する興味が旺盛な方です。

 

そういう訳で、外食に出かけた先で ” 期間限定メニュー ” なるものを見かけた時は、できる限りチャレンジしたいなと思っています。

滅多に行けない場所で、初めてのお店の場合は、例外的に期間限定メニューより定番のものから頼む場合もありますが、できるなら両方食べたいなと考えてしまいます。

新たな味の発見のため、そして私の料理スキルを上げるため、外食も色んなお店に行って毎回違う味に挑戦することに憧れを抱いています。経験値をできるだけ上げたい、という感覚です。

 

私ほどの情熱を持って食事をしている方は多くはないかもしれませんが、” 期間限定メニュー ” はそこそこの割合の人が惹かれるものだと思っていました。

 

しかしある日、ヒロさんと一緒に外食に出かけた際、どのメニューを頼もうか…と悩んでいる時に、予想外のリアクションがヒロさんから返ってきたのです。

 

「俺、期間限定メニューは美味しそうでも食べたくない…」

 

私は一瞬、耳を疑いました。しかし聞き間違いではありませんでした。
理由を聞いて、最初は「そんなことある?(ないやろ)」と思ってしまいましたが、ヒロさんの特性をよくよく考えると納得できる内容でした。

この発言の真意については、ヒロさんから語ってもらおうと思います。

 

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はい、ご紹介にあずかりました ” 期間限定 ” 嫌いなヒロです(笑)

 

その理由は大きく分けて2つあります。

1つ目は、食べたいと思った時に安定して食べられる物を求めているからです。美味しかった、気に入った料理は食べたい時に何度も食べたいと思うのです。

つまりヒロは ” 期間限定 ” という言葉を『いつか必ず食べられなくなる事を約束します』というネガティブな言葉に受け取るのです。

もし仮に間違って食べてしまったとして、美味しかったら不幸のどん底に落とされます。逆に不味かったら安堵できるでしょう。でも、不味い物は食べたくないし、美味しくても不幸のどん底に落ちる事が分かっているのだから、どちらにしても食べる選択肢はありえません。

 

もう1つの理由は、なぜ ” 期間限定 ” なのか納得できないからです。

自信があるなら定番メニューとして出せば良いのに、意味の分からないキャッチフレーズを付けなければ売れないと思っているのか、とにかく売り手側の意図に対して納得できません。姑息な手段で売ろうとしているような物より、正々堂々と勝負している定番メニューの方が絶対美味しいはずです。

 

もちろん偏った意見なのはヒロ自身自覚しています。

特定の季節にしか採れない食材を使う料理などは ” 期間限定 ” になるのも納得できます。でもそれは ” 期間限定 ” ではなく ” 季節限定 ” だと思うのです。特定の季節が来たらまた来年も再来年も食べられる ” 季節限定 ” なら食べたいと思えます。

 

つまり、” 今だけ ” という感じの煽り文句がヒロには人一倍不快感を感じる要因になっているのだと思いました。

 

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